ファッション

エディ・スリマン、今後の活動が明らかに

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、エディ・スリマン(Hedi Slimane)前「サンローラン(SAINT LAURENT)」クリエイティブ・ディレクターはしばらく写真家としての活動に専念するようだ。彼は「V」マガジンのために撮影したモノクロのポートレート作品を発表したばかり。同紙でのメールインタビューで、幼いころから写真活動を行ってきた彼は今後も写真を撮り続けるとコメント。一方、ファッションデザインについては、将来的に再開する可能性を示唆した。

 エディは1997年にファッションマーケティングのアシスタントとしてイヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)に入社し、その後「イヴ・サンローラン リヴ・ゴーシュ オム(YVES SAINT LAURENT RIVE GAUCHE HOMME)」のデザイナーに昇格。2000年に同ブランドを離れ、「ディオール オム(DIOR HOMME)」のアーティスティック・ディレクターに就任。07年に退任後、13年プレ・スプリングから16-17年秋冬まで「サンローラン」のクリエイティブ・ディレクターとして、メンズとウィメンズのコレクションを手掛けた。広告ビジュアルを自身で手掛けてきた他、自身のブログにも作品を頻繁に投稿している。

【関連記事】
■「サンローラン」2016-17年秋冬LAメンズ・コレクション
■エディが表紙撮影 カールが仏「ヴォーグ」新年号を編集
■エディ・スリマンがケリングの財務情報を得る
■エディ・スリマンがケリングとメディアに激怒
■仏裁判所がケリングにエディへ13億円の支払いを命令
■エディ・スリマンの後任に抜擢された若きデザイナー アンソニー・ヴァカレロは何者なのか
■アンソニー・ヴァカレロによる新生「サンローラン」がデビュー
■エディ・スリマン、自身のブランド設立の噂を否定

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。