オフィスファニチャー大手のイトーキ(ITOKI)とヨーロッパのオフィスファニチャーを輸入販売するインターオフィス(INTER OFFICE)の協業ブランド「アイプラス(I+)」新作コレクション4アイテムの発表を1月24日、グッドデザイン丸の内で行った。今回の新作“パーティション”はテキスタイルデザイナーの安東陽子が参画し、編機メーカーの島精機と開発した無縫製ニットを使用。新作照明“タスクライト”は照明デザイナーの岡安泉とコラボで調光可能なミニマルなデザインに仕上げた。2本足の“ミーティングテーブル”は1世紀以上にわたりオフィスファニチャーを提供してきたイトーキの技術が凝縮された代表アイテム。中央にコンセントやUSB用の電源をカスタマイズで施すことができ、天板と足に配線をすっきり収納できるようになっている。ラウンドとスクエアの天板の“テーブル”も新作に加わった。
さまざまな空間提案を目的とし、昨年誕生した同ブランドのプロデュースとデザインは寺田尚樹インターオフィス社長が担当し、製品開発は両社のスタッフが共同で行っている。
ブランド名のアイ=Iは両社のイニシャルを表すと同時に“インディビジュアル”“アイデンティティー”“インディペンデント”“アイ=私”などさまざまな意味を持つ。