イギリスのツイード生地ブランド「リントン(LINTON)」を扱うリントン・ジャパンはこのほど、同素材を使ったメンズライン「リントン メン(LINTON MEN)」をスタートする。ファーストシーズンは、ジャケットとコート、それぞれ1型に対し、12素材で展開する。
英「リントン」は1912年に創業、最大の特徴は高品質なウールやコットンに、カラフルなファンシーヤーンを織り交ぜたファンシーツイード。ココ・シャネル(Coco Chanel)が創業以来使っていると言われ、さまざまな色がミックスされたコレクションは、ファンシーツイードの代名詞にもなっている。内沼隆治リントン・ジャパン社長は、「『リントン メン』は日本独自のライン。生地販売を手掛ける当社から出すことで、ジャケットで8万2000~9万8000円、コートで11万~12万8000円と、ファクトリーブランドの価格帯に抑えられた」。リントン・ジャパンは、英リントン社と日本で生地販売を担ってきたウチヌマが01年に折半出資で設立。今後は「リントン メン」の販売も行っていく。
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