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BCBGが連邦破産法第11条を申請 eコマース戦略など見直し

 ビーシービージーマックスアズリア(BCBGMAXAZRIA)が日本の民事再生法に当たる連邦破産法第11条を申請した。同社は現経営陣が引き続き経営に関わるDIPファイナンス4500万ドル(約50億円)を受けながら再建を図る。資産は1億〜5億ドル(約112億〜560億円)に対し、負債が5億〜10億ドル(560億〜1120億円)の債務超過に陥っていた。

 マーティ・スタッフ暫定CEOは声明で「『ビーシービージーマックスアズリア(BCBGMAXAZRIA)』は28年以上前にスタートしたブランド。現在われわれの取り組んでいる施策により取引先との関係、デジタル、eコマース、卸先やライセンス契約に注力することができる。連邦破産法第11条はこれらの施策と、全体戦略を推し進める上で役立つ。同時に、われわれは資本増強と海外拠点の拡大をする機会をうかがっている」とコメントしている。
 同社は、カナダの店舗閉鎖とヨーロッパおよび日本のビジネスの効率化の他、120店舗の閉鎖を含むリストラ策を1月に発表していた。また、昨年12月には、コレクションラインである「ビーシービージーマックスアズリア ランウェイ(BCBGMAXAZRIA RUNWAY)」と、コマーシャルラインの「ビーシービージーマックスアズリア」を統合すると発表し、それに伴い、ニューヨーク・ファッション・ウイークでのショーを休止していた。

 国内においては、日本法人のビーシービージーマックスアズリアジャパン立ち上げから、3月で20周年を迎える。昨年3月にオープンした銀座店、昨年4月にオープンしたコレットマーレみなとみらい店はそれぞれ1周年を迎える。

本文中の換算レート:1ドル=112円

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