ハイジュエリーメゾン「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)は、海外からも注目を集めるアーティスト、MASARU OZAKIとのコラボレーションにより、彼が2011年に開始した「LightTreeProject」の第3弾となる “Tsubomi” 映像作品を公開した。
MASARU OZAKIは、“光を操る世界のアーティスト50名”に日本から唯一ノミネートされ、2010年5月開催の上海万博「日本館」では、ORIGAMIWALLなど多くのプロジェクションマッピング演出を作り上げた。海外からも注目を集めるアーティストの一人。OZAKIはメディアに向けた上映会で、「プロジェクションマッピングというと派手な演出や見せ方を想像するかもしれないが、今回はどれだけテクニックを隠し、見る側がストーリーにフォーカスし、感情移入してもらえるかにこだわった。人の手が加わった温かみを感じてほしい」と語った。
アルバン・ベロワー(Alban Belloir)=ヴァン クリーフ&アーペル ジャパン社長は、今回のコラボレーションについて、「MASARU OZAKIの作品と『ヴァン クリーフ&アーペル』の世界は、強く共鳴している。彼は人生や自然の中にひそむ感情を捉えることに秀でており、彼が描きだす世界は、私たちメゾンの世界ととても近いものだと感じる。それは美の世界であり、夢、魔法の世界であり、そこでは自然はとてもポジティブで寛容で、ある種の善意に満ちている。これこそ彼が送りたいメッセージであり、彼の作品と私たちの作品に共通の価値観があることは明らか」とコメントしている。
また、プロジェクト史上初となる造形作品を、ヴァン クリーフ&アーペル銀座本店 1階ウィンドーで4月18日まで展示している。
■展示概要
会期:3月1日4月18日 ※予定
時間:20:30~26:00 ※ブティックの閉店時間は20:00
場所:ヴァン クリーフ&アーペル銀座本店 1階ウィンドー
住所:東京都中央区銀座3-5-6