松屋は3月21日、中国本土の顧客を対象とした越境ECを開始した。現地ウェブサイトを立ち上げ、スタート時に“ベビー服”や“化粧品”など約700点をそろえた。半年後に3000点、1年後には1万点の品ぞろえを目指す。まずは、月間の売り上げ目標を100万円とし、商品取り扱い数の増加とともに目標も上昇させる。
「銀座スペシャリティストア」をコンセプトに、中国本土でECおよびマーケティング、プロモーション事業を手掛けるアゾヤ インターナショナル(Azoya International (Hong Kong) Ltd.)と連携。松屋に来店した中国人客のリピーター化や新規顧客の獲得、中国本土のEC売り上げの確保・拡大、知名度アップを目指す。
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