ファッション

「ヴィクトリア ベッカム」が「ターゲット」とコラボ、低価格帯市場に参入

 「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」が、米量販店「ターゲット(Target)」とのコラボレーションを発表した。200点に及ぶ商品は4月9日、店舗とオンラインで発売される。価格はベビー・子ども服が6~30ドル(684~3420円)、ウィメンズが20~70ドル(2280~7980円)。海外からも購入できるよう「ヴィクトリア ベッカム」のオンラインサイトでも販売予定だ。デザイナーのヴィクトリアは「服にあまりお金をかけられない女性のためのコレクションを作りたかった。」と話す。

 ヴィクトリアは2008年に「ヴィクトリア ベッカム」をローンチ後、11年にはより手頃な価格のライフスタイル・コレクションとして「ヴィクトリア ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Victoria Beckham。以下、VVB)」をスタートした。「『VVB』はメーンラインの妹的存在。自分のスタイルに遊び心を付け足すイメージ」とヴィクトリア。「ターゲット」とのコラボでは、メーンラインの上品さを表現しつつ、『VBBの遊び要素も加える』」という。

 製作にあたっては、5歳になる娘のハーパーからアイデアを得た。例えば花びらのように見えるパステル模様を散りばめたレーンコートは、彼女と一緒に作った押し花から着想を得ている。白い襟元にウサギのワンポイントをあしらったブラックドレスは、母娘おそろいで用意。その他、ティーポット柄や花柄、ハチの模様のスカートなども展開する。「子どもは快適な服を好むもの。母親として学んだことを全てコレクションに詰め込んだわ」。

VICTORIA BECKHAM x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。