ポップアップショップ「2037年トーキョーcollection −TOKYO解放区×PARCO−」が4月5日、伊勢丹新宿本店2階のTOKYO解放区でスタートした。期間は18日まで。
店舗ではVR(バーチャル・リアリティ=仮想現実)プラットフォームアプリ「スタイリー(STYLY)」をダウンロードすることで、自身のスマートフォン上に2037年の東京の街が出現。各コーナーに設置されたビーコンやQRコードをアプリで読み込めば、それぞれの商品に紐づいたVR体験もできる。例えば「アンリアレイジ(ANREALAGE)」では、“過去”と“未来”をテーマにしたトレンチコートを店頭で陳列し、完成形である“現在”を表現したコートはVR上でしか閲覧できないなどといったもの。
「アンリアレイジ」の他、「オルフェ(ORPHE)」「トマト(TOMATO)」「ぬQ」「浅野いにお」らが参加し、ほとんどの商品はこの企画のために作られたオリジナル。
ポップアップをプロデュースしたファッションディレクターの山口壮大は「テーマは異次元都市空間“TOKYO”。VR上では、過去と未来の建物が入り混じった2037年の東京を表現した。現実の売り場では伝えづらいロジカルなことを、仮想現実(VR)を使ってわかりやすく直感的に伝えたい。現実とVRが相互に作用して、接客での会話のきっかけになれば」とコメントした。
7〜19日は東京・青山の「バイ パルコ(BY PARCO)」でも同テーマのショップをオープンする。