ファッション

元「ディオール」のニットデザイナーが日本製ブランドを始動

 「メイドゴールド(MADE GOLD)」「コラール(KORAL)」などの輸入卸、デニムブランド「ウォードブルー(WOADBLUE)」の企画・販売などを行うヤマツゥ(東京、山本宏之・社長)は2017-18年秋冬、メード・イン・ジャパンに特化したオリジナルブランド「マテロ(MATELOT)」を立ち上げる。

 デザイナーを務めるのは、「ディオール(DIOR)」でエディ・スリマン(Hedi Slimane)のアシスタントとニット&カットソーのヘッドデザイナーを経験したアレクサンドル・ミエル(Alexandre Miel)。ファーストシーズンは、島精機の無縫製編機「ホールガーメント」を使用し、日本国内の工場で生産したウィメンズとユニセックスのデザインニットをそろえる。一見するとシンプルだが、シルエットや生地感にこだわることで女性らしさを引き立たせる。主な販路は百貨店で、中心価格帯は2万~2万5000円。来春夏以降はカットソーなどもラインアップし、アジアへの進出も視野に入れている。

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