経営再建中のBCBG マックス アズリア グループ(BCBG MAX AZRIA GROUP)から破たん直後、クリエイティブ・ディレクターの職を追われたのは不当としてルバ・アズリア(Lubov Azria)が同社を相手取り職務復帰などを求めていた争いで、司法は彼女の訴えを退けた。ルバは、彼女が株式の80%を売却して1億3500万ドル(約145億8000万円)の資金を注入するなどした2015年の再建プロセスの一部に雇用契約は含まれていたなどと主張したが、BCBGの弁護人は「訴えは却下された」との声明を発表した。ルバのコメントは取れていない。
日本の民事再生法に当たる連邦破産法第11条の適用を申請したBCBGは現在、店舗閉鎖やリストラ、新たなパートナーと取り組むライセンスビジネスなどで経営再建中。資産の売却先探しも進めている。海外での事業展開については、破産法11条の適用範囲には含まれていない。