イタリアのアイウエアメーカー、サフィロ グループ(SAFILO GROUP)は、ユージニオ・ラッザーリ(Eugenio Razelli)を新会長に指名した。2010年から同社取締役会のメンバーだったラッザーリ新会長は、ディレクターとして残留しつつも個人的な理由で第一線から退くロバート・ポレット(Robert Polet)の後任を務める。
ラッザーリ新会長は05年から15年まで、イタリアの車部品メーカー、マニエッティ・マレリ(MAGNETI MARELLI)で最高経営責任者を務めた人物。
サフィロはLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)グループとライセンス契約を締結し、「フェンディ(FENDI)」や「ディオール(DIOR)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」などのアイウエアを生産。今年から「ジバンシィ(GIVENCHY)」も手掛けるが、一方で「セリーヌ(CELINE)」との契約は年内で終了する。より高額なアイウエアを生産・販売するアトリエ・ディビジョンもスタートした。