簑島三佳が手がける「ハニーミーハニー(HONEY MI HONEY)」は5月19日、ブランド初のファッションショーをソーカルリンク 表参道で開催した。2017-18年秋冬はこの10年間、打ち出し続けてきた“毒のあるガーリースタイル”をランウエイで発信。コルセット風ベルトでウエストマークしたチェックのワンピースや、バラの刺しゅうを施したブラウスやブルゾン、レースのトラックパンツなど、エレガンスやスポーツなどの要素をミックスした。モデルは「グッチ(GUCCI)」のキャンペーンモデルを務めるロシア人モデルのウニア・パホモワ(Unia Pakhomova)やイクミ、エモン久瑠美らが登場。また、韓国人のメンズモデルを3人起用して、オーバーサイズのパーカやロゴをTシャツなどのユニセックス商品も打ち出した。
簑島デザイナーはショーの前日の展示会で「ブランドのスタート当初は20代後半から30代の女性が顧客に多かったが、原宿店にカフェを併設してから、テレビやSNSの影響で10代の若年層のお客さまも増えてきていた。もう一度、大人のお客さまに向けて”モードな『ハニーミーハニー』”を訴求するため、ショーの開催を決めた」とコメントしていた。
「ハニーミーハニー」は07年、大阪でアパレルブランドのカリスマ販売員だった簑島三佳が立ち上げたファッションブランド。同年、地元の大阪・心斎橋に路面店を開き、10年には東京・原宿に直営店をオープン。13年に原宿店を移転リニューアルし、カフェを併設。モデルやタレントにファンが多く、ファッションコンシャスな20~40代女性に支持されている。