クリスティン・エドマン(Christine Edman)前H&Mジャパン社長(41)が6月16日付で、LVMHファッション・グループ・ジャパン ジバンシィ ジャパン プレジデント&CEOに就任した。増田聖子・前プレジデント&CEOの後任だ。
エドマン新社長は1975年日本生まれ。日本人と米国人のハーフで、米国の大学を卒業後、夫の博士号取得に伴いスウェーデンに移住。ストックホルム大学でMBAを取得した。2005年にH&Mへネス&マウリッツに入社。日本上陸の準備を進め、08年から社長としてH&Mジャパンを率いた。2児の母でもあり、女性のエンパワーメントや、ワーク・ライフ・バランスを実現する働き方を推進してきた。
「ジバンシィ(GIVENCHY)」は2月に、12年にわたりコレクションを手掛けてきたリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)が退任。3月にはクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)前「クロエ(CHLOE)」クリエイティブ・ディレクターが、新たなアーティスティック・ディレクターに就任した。3児の母でもあり、メゾン初の女性デザイナーであるクレアは、ウィメンズ、メンズ、オートクチュールを統括。10月の2018年春夏パリ・ファッション・ウイークで初のコレクションで発表予定だ。