ファッション

4時間後に消える!元「YSL」デザイナーがインスタストーリーで新作発表

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」や「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」のデザイナーを歴任したステファノ・ピラーティ(Stefano Pilati)が、セレブにモデル、デザイナーにと大忙しで2018年春夏パリ・メンズ・コレクションに登場している。

 セレブとしては、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のショー会場に出現。自身が手掛けた頃の「エルメネジルド ゼニア」のスプリングコートにサングラス姿で現れた。当日はその後、若手ブランド「ゲーエムベーハー(GMBH)」のプレゼンテーションにモデルとして登場。そして間髪入れずに今度は自身のインスタグラムアカウントのストーリーから「近々お披露目する。もっと改良する予定」とのコメント付きで、17のルックをアップした。

 「ランダム アイデンティティーズ(RANDOM IDENTITIES)」と命名予定のブランドでピラーティは、「性差を超えた選択の自由」を表現したいと言う。広告などに左右されない、個の表現をサポートしたい考えだ。メンズとウィメンズの違いや、シーズン性の薄いコレクションは、生産せず、販売もしない。ピラーティは、「自分のブランドを正式に立ち上げるかもしれない。立ち上げるなら、価格とバリューのバランスを追求する。まずはインスタの反応を見てみたい」と話した。

 17のルックは、ハイヒールに合わせたダブルのスーツ、ドレープするボンバージャケット、ベルトで強くウエストマークしたトレンチコートなど。メンズがウィメンズを、ウィメンズがメンズを着ている写真もある。ピラーティがアップした画像は、25日午前2時ごろには消えてしまう予定だ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。