6月28日にローンチされたばかりの質屋アプリ「CASH」が利用を一時的に中断した。予想を超えるアクセスが集中したため、ローンチから約16時間での利用中止となった。
「CASH」がローンチされて16時間でのダウンロード数は2万9241、キャッシュ化(査定)された総回数は7万2796回だったという。合計査定額は3億6629円にのぼり、商品の査定平均単価も5031円と比較的高い。しかも、実際にこのうち「キャッシュを返さない(現金を受け取る)」としたユーザーは7512人で、単純計算で3779万円が現金化されたことになる。
フリマサービス最大手の「メルカリ」の月間流通高は100億円。あくまで初速ではあるが、1日3億円以上の査定が出るのはこれに匹敵する流通高ということになる。光本勇介BANK最高経営責任者(CEO)は、「私たちの想像をはるかに超えたサービス利用があったため、 一時的利用制限を設けた。当社は社員4人ほどの企業で現実的に毎日3.5億円以上のキャッシュを供給させていただく体制や規模が整っておらず、いたし方なく、サービスの利用を一時的に停止した」とコメントした。