「モンクレール(MONCLER)」は7月7日、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)の甥でもあるグレッグ・ローレン(Greg Lauren)「グレッグ ローレン(GREG LAUREN)」デザイナーとのコラボコレクション「コライド – グレッグ・ローレン & モンクレール(COLLIDE – GREG LAUREN & MONCLER)」を発売する。日本では銀座と表参道の「モンクレール」旗艦店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)のみで取り扱う。
“衝突”を意味する同コレクションは、解体、交差、再構築というグレッグがクリエイションにおいて大切にしているアプローチを反映。デニム生地の断片や着古されたビンテージファブリックとダウンを組み合わせているのが特徴だ。商品ラインアップは、“マヤ(MAYA)”“バディ(BADY)”“モカ(MOKA)”といった同ブランドを代表するダウンジャケットやダウンベストからパーカ、トラウザー、キャップまで、メンズとウィメンズ合わせて約30型。全てのアイテムにアレンジを加えているため1点1点異なる仕上がりになっており、生産数もかなり限られている。価格帯はダウンジャケット36万3000~43万8000円、ダウンベスト31万3000~33万8000円、パーカ18万8000円、パンツ20万円、キャップ3万8000円。
今回のコレクションについて、グレッグは「コンセプトは、絶対的なユニークさとオリジナリティー。それぞれのアイテムは、形態学に基づくクリエイティブの融合、もしくは、『モンクレール』のヘリテージを変化させる可能性から発展させた。象徴的な考えをすくい上げ、アーティスティックな視点で再解釈することで、既存の概念を解体・再構築することが大好きなんだ」とコメント。
一方、レモ・ルッフィーニ=モンクレール会長兼CEOは、「初期の頃から彼の作品のファンであり、感銘を受けていた。彼の異なる物事をミックスさせる能力こそ、私が彼と組むに至った理由だ。今回のコレクションは、『モンクレール』のアイコニックなスタイルを別の何かとミックスして、新たなアイデンティティーを生み出すようなクリエイションをしたいという思いを体現したものだ」と話す。