サザビーリーグは、ダウンウエアブランド「カナダグース(CANADA GOOSE)」の60周年を祝い、カナダ大使館でアニバーサリーパーティーを行った。
パーティーは「カナダグース」のダニー・リース(Dani Reiss)=プレジデント兼最高経営責任者(CEO)のあいさつで始まり、この日のために来日したカナダ人初のエベレスト登頂者ローリー・スクレスレット(Laurie Skreslet)とのトークショーや、秋元梢もモデルとしてサプライズ登場したランウエイショーなど、盛りだくさんの内容だった。
会場奥のスペースには、2017年春夏シーズンにパリ・コレクションで発表された「ヴェトモン(VETEMENTS)」とのコラボレーションアイテムや、スクレスレットがエベレスト登山用に「カナダグース」と共同開発したダウンジャケットも展示された。
「われわれはカナダ国内に5つの工場を持ち、メード・イン・カナダにこだわり生産している。世界37カ国で販売を行っているが、日本人は“高品質”“クラフツマンシップ”といったキーワードに強い興味と理解があり、そのポジティブな気持ちは『カナダグース』の進化の助けとなった」とリース=プレジデント兼CEO。
平井洋司・執行役員は「エベレストや南極にまで到達可能な“本物”を志すブランドは、本当にピュアなもの作りをしている。60周年の今年は、そのクオリティーを再確認・再発信する年にしたいと思っている」と語った。
21時過ぎ、パーティーの主役を務めたスクレスレットは「明日は“日本の母なる山”富士山に初登山する。もちろん、『カナダグース』のライトウエイトダウンを着てね」と軽やかに笑った。