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ゴールドウインが英ウールリッチに出資 持ち分法適用関連会社に

 ゴールドウインは10日、英ウールリッチ インターナショナルに出資すると発表した。少数株主持ち分を取得し、株式の20~50%以下を握る持ち分法適用関連会社にする。取得金額は約41億円。同社にとって海外企業への出資は初めて。競合スポーツメーカーに比べて遅れているグローバル展開の足掛かりにする。

 ウールリッチ インターナショナルは「ウールリッチ(WOOLRICH)」ブランドのアパレルなどを欧州や米国で販売している。日本においては八木通商が代理店契約を結んでおり、セレクトショップや百貨店で取り扱うほか、旗艦店を表参道や4月に開業したギンザ シックスに構えている。

 ゴールドウインは中期経営計画で海外事業の強化を掲げる。現在「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」などの好調で、スポーツアパレルとしては国内最大規模の売り上げ規模を誇っているが、海外売上高は5%弱にとどまっていた。ウールリッチ インターナショナルのグローバル展開に参画することで、新しいビジネスモデルを築く。

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