「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するスタートトゥデイが、かねてからローンチを公言している自社企画のプライベートブランド(PB)に向け、求人を募集している。前澤友作・社長が自身のツイッターで公表した。「ゾゾタウン」にもリンクが貼られている。構想発表から2年が経ち、いよいよ本格始動が近いようだ。
応募の中身は紳士服とスポーツウエア、シャツになっており、PBのウエアの内容が示唆されている。また、最先端の3DによるCADシステムの使用が示唆されているが、既存のCADソフトウエアには、3DCADは実用化されていない。自社のエンジニアが既存のCADシステムを改良したソフトウエアを開発する可能性もある。給与も600万〜1000万円と高額で、話題を呼びそうだ。
すでに公式サイトに各職の応募資格を掲載しているが、IT寄りの要項となっている。生産管理スタッフは「新しい生産の仕組みの開発」「オンデマンド生産を実現してみたい人」、パタンナーについては「効率的な作業プロセスを創造できる人」「3Dモデリングシステムや高次機能パターンメイキングに興味がある人」「仮想装着シミュレーションによるパターン補正と工業化に経験を生かしたい人」としている。特に求められるカテゴリーは紳士服とスポーツウエア、アンダーウエアの経験がある人だという。