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「ジェイソン ウー」が香水デビュー

 ニューヨークブランドの「ジェイソン ウー(JASON WU)」は8月17日、ブランド初のフレグランス「ジェイソン ウー オー ド パルファン(Jason Wu Eau De Parfum)」を発売する。価格は145ドル(約1万6500円)で、ボディークリーム(80ドル、約9100円)、シャワーオイル(65ドル、約7400円)もラインアップする。

 毎シーズン、フローラルプリントを使用しているデザイナーのジェイソン・ウー(Jason Wu)は、フレグランスでもマツリカをメーンにピオニーやスズランなどを配合したフローラルな香りを採用。ジュースの色は、1950年代のフェイスパウダーの色からインスパイアされた優しいピンクを使用した。2017-18年秋冬コレクションのランウエイに登場した“フレグランス ボックス クラッチ” バッグと同じデザインのパッケージは、建築家のアンドレ・メロン(Andre Mellone)が手掛け、厚底のガラス製のボトルに、ゴールドの丸型キャップが特徴。香りはフレグランスのディストリビューター、パーラックス フレグランス(PARLUX FRAGRANCES INC.)と調香師のフランク・フォルクル(Frank Voelkl)とともに手掛けた。

 「ジェイソン ウー」は資生堂の中国ブランド「シュプリーム オプレ(SUPREME AUPRES)」、「ランコム(LANCOME)」「コーダリー(CAUDALIE)」など、多くの化粧品ブランドとコラボしてきたが、自身のブランドで化粧品を発売するのは初めて。ウーは「ずっとビューティにも進出したかったが、準備ができていなかった。ブランド設立10周年のタイミングで(フレグランスをローンチする)ぴったりなパートナーに出会うことができた。今後フレグランス以外の化粧品も発売したい」と語った。

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