ファッション

資生堂がボディー用洗浄料を自主回収 香りが基準値に満たず

 資生堂は7月21日、埼玉県久喜工場で1〜7月に製造したボディー用洗浄料の一部を自主回収すると発表した。香りが社内規格値を満たしていないためで、商品の安全性や洗浄機能には問題はないという。国内流通分は約99万個で、うち51万個が販売済み。海外流通分は37万個で、計136万個が対象となる。

 対象の小売り用商品は「クユラ ボディーケアソープ」と「専科 パーフェクトバブル フォーボディー」「ばら園 ローズボディーソープ RX」「ベネフィーク ボディーシャンプー(フォルミング)」「アウスレーゼ トロッケン ボディーソープ」「エージーデオ 24 メンズオフィスデオ ボディーソープ 」の全6ブランド16商品で、うち3商品は海外でのみ販売していた。回収窓口を通して対象商品を預かり、商品代金相当額を返金する。その他、業務用7商品も自主回収の対象になっているが、取引先と直接やりとりして交換対応を進めている。

 消費者からの問い合わせは同社ウェブサイトでの受付の他、22日9時から電話での受付も行う。同社は「社内で徹底的な原因究明を行い、再発防止に向けて抜本的に社内体制を見直す」としている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。