ジュンは今秋、化粧品業界に本格的に参入する。9月上旬にはカルチャーからライフスタイルを提案するブランド「ボンジュール レコード(BONJOUR RECORDS)」のウィメンズライン「ボンジュール ガール(BONJOUR GIRL)」から、同社初となるオリジナルのコスメティックラインを、10月末には基幹ブランド「ロペ(ROPE)」からオリジナルの香水をそれぞれ発売する予定だ。
「ボンジュール ガール」は、「コスメはカルチャーの一つとして捉えており、アクセサリーや洋服を変えるように気軽にメイクを変えるイメージで商品開発をした」と吉浦貴子ジュン ボンジュール レコード事業部部長。カラーアイテムに特化し、「発色の良さと手頃な価格帯にこだわった」という。商品は、アイシャドウ5色(各1500円)、チーク3色とリップグロス3色、アイライナー3色(各1700円)、リップスティック3色(各2200円)、リップバーム1点(1300円)。ミラーやポーチなども取りそろえる。各アイテムのカラー名はそのアイテムのイメージとなった女優やアーティストの名前になっており、音楽や映画などのカルチャーを連想させる色や質感に仕上げた。さらに、天然植物油配合、合成香料不使用など、肌への優しさも考慮。パッケージはシンプルでありながら、ファッッションともリンクするようなデザイン性を追求した。
販売は、「ボンジュール レコード」のルミネ新宿店、大名古屋ビルヂング店、福岡パルコ店、ECではゾゾタウンで扱う。イメージビジュアルは、ヘアメイクを介してカルチャーを発信する表参道のサロン「オーバーシー」のアーティストたちとコラボレーションして製作。発売日には店頭でのデモンストレーションも行う予定だ。
また、ブランド誕生50周年を機に発売する「ロペ」の香水は、エルメス社のホームフレグランスを手掛けた調香師、セリーヌ・エレナ(Celine Ellena)による本格的なもの。「アダムエロペ(ADAM ET ROPE)」と「ロペ」「ロペピクニック(ROPE PICNIC)」のイメージした3つの香りがあり、それぞれに香水、ルームフレグランス、キャンドルが登場する。