香港に本拠を置くアイウエアブランド「トニーセイム(TONYSAME)」は、7月14日、フランスに100%出資の現地法人を設立した。同社代表は、バレンシアガ(BALENCIAGA)社やフランス国営テレビなどに勤務した経験があるサンドリーヌ・ヴィジール(Sandrine Vigir)が務める。ヨーロッパ市場進出の本格化が狙いで、パリで10月6日から4日間行われる国際眼鏡展「シルモ(SILMO)」に初出展する。
「トニーセイム」は、フォーナインズ元社長の三瓶哲男氏が2010年に香港でスタートし、11年に日本法人を設立。昨年には、韓国法人も開設した。香港本社と今年2月に就任した細井礼トニーセイムジャパン社長が協力し、ブランドロゴを変更するなどリブランディングを行っている。売上高は、国内3億円、海外4億円。東京・大塚に路面店を構える。