香港貿易発展局は、香港最大のファッションイベント「第2回センターステージ」の概要を発表した。9月6日から4日間、香港内外から200ブランド以上が参加し、香港コンベンション&エキシビション・センターで開催される。最終日は一般公開され、来場予定者数は1万2000人。
日本からは経済産業省の関東経済産業局と日本ファッション・ウィーク推進機構がブースを構え、「アマゾン ファッション ウィーク東京」に参加している「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)」のほか、石井精工のアロマを染みこませたボタン型ピンズ「アルーマ(ALMA)」、特殊染色技法“オーロラ染め”のブランド「風布(FUPPU)」など9ブランドが参加する。すでに、香港のハーヴェイ・ニコルズのほか、台湾、シンガポールなどに取引先があるという「ドレスドアンドレスド」の北澤武志デザイナーは、「日本市場のベースを固めた後、次のステップとしてアジア市場を拡大し、ヨーロッパも意識していく時期だと感じている。日本ブランドとして、きちんとしたクリエイションを見せたい」と話した。また、MUG(マグ)「ジーヴィジーヴィ(G.V.G.V.)」デザイナーが、会期中に行われる「香港ヤング・ファッション・デザイナーズ・コンテスト」(YDC)の審査員を務める。
なお、一部の香港ブランドは、10月の「2018年春夏アマゾン ファッション ウィーク東京」に参加する予定だ。