シルバーウエアで知られるフランスの「クリストフル(CHRISTOFLE)」は9月21日、佐藤オオキ率いるデザインオフィス「ネンド(NENDO)」とコラボレーションした新作“コンステレーション(CONSTELLATION)”を発売した。桜色、うぐいす色、藍色とシルバーを合わせた色彩が印象的なコレクションは、「クリストフル」ならではのクラフツマンシップと日本の伝統を融合したもので、「ネンド」が得意とする繊細さや美しさが生かされている。桜の花びらをつないだようなデザインは、満開の桜の枝を表現したもの。また、複数の点を線でつないだデザインは星座をイメージ。人と人とがつながっていくようにという想いを込め、星座(コンステレーション)と名付けた。
漆を12層にも塗ったラウンドトレイ(5万1000円)やスクエアトレイ(4万6000円)、ボックス(Sが2万5500円、Mが3万2000円)、ティーボックス(5万1000円)、吹きガラスのベース(Mが4万4500円、Lが7万1500円)、フォトフレーム(3万5000~5万6000円)などギフトにピッタリな13アイテムが並ぶ。
9月1日にジャパンのトップに就任したフレデリク・シェダ(Frederic Gedda)社長は「フェミニンで上品なデザインは、これまでの『クリストフル』に少なかった要素。日本ならではの色合いも新鮮だ。『クリストフル』はカトラリーのイメージが強く、インテリアはこれからだ。しかしここ2、3年でアイテムも増えている。今後はライフスタイルブランドとして訴求していきたい」と述べた。