ファッション

「ストーンアイランド」が霜降りのフローズンルックを発表

 イアリアのカジュアルウエアブランド「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は2017-18年秋冬コレクションで、新加工技術“フロスト フィニッシュ(FROST FINISH)”を発表した。

 “フロスト フィニッシュ”とは、まるで霜で覆われたかのような風合いを生み出す加工技術。縫製後に施すため1点ごとにニュアンスが異なり、少しずつ違った表情になる。フリースやスエットには、“ホワイト フロスト(WHITE FROST)”という霜降り状の白い筋模様を表面にコーティングした。ダウンベスト(11万8000円)とダウンコート(18万5000円)、ダウンパンツ(8万3000円)、ローゲージニット(9万3000円)、フード付きカーディガン(11万円)、スエットブルゾン(5万7000円)、クルーネックスエットシャツ(4万円)、スエットパンツ(5万7000円)、クルーネックニット(4万円)、カーディガン(6万5000円)、タートルネックセーター(5万7000円)の11型をラインアップ。「ストーンアイランド」取り扱い店とオフィシャルウェブサイトで販売中だ。

 「ストーンアイランド」は1982年にイタリアで設立。実験的な繊維やテキスタイル、ユニークな加工や仕上げが特徴。近年では、「ナイキラボ(NIKE LAB)」や「シュプリーム(SUPREME)」などともコラボし、若者からの支持も高い。スポーツウエア企業の研究施設で継続的に行われる染色や加工の実験を通して、温度で色の変わる素材など、これまでに6万以上の染色配合や機能素材を生み出してきた。

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