ファッション

カニエが手掛けた“ナイキ エア イージー”のサンプルが、1000万円越えで出品

 カニエ・ウェスト(Kanye West)がアディダス(ADIDAS)との協業前にナイキ(NIKE)と発表していた“ナイキ エア イージー 1(NIKE AIR YEEZY 1)”のサンプルが現在、スニーカー委託販売サイト「ファイトクラブ(FIGHT CLUB)」に出品されている。2008年に製造された世界に1足しかないカラー、ブラックグローで、サイズはUS12(30cm)。本物という保証はないが、価格は10万ドル(約1130万円)に設定されている。なお、オークションサイト「イーベイ(eBay)」では昨年、同一商品とみられるものが出品され、6万4999ドル(約734万)で落札されていた。

 また、「ファイトクラブ」では通常の“ナイキ エア イージー 1”も取り扱っており、こちらも2300〜4750ドル(約26万〜54万円)と高値で出品されている。

 “ナイキ エア イージー 1”は、ナイキが1987年に発表した“エア アサルト(AIR ASSAULT)”をベースにカニエがデザインしたもので、2009年に発売。その後、“ナイキ エア イージー 2”を12年と14年に発売するも、カニエはナイキとロイヤリティー料でもめて契約を解消。この直後、自身の心境を綴った楽曲「Facts」で痛烈に批判し、翌年の15年からアディダスと協業を開始した。

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