銀座マギーは11月3日、杉野服飾大学との産学連携プロジェクトをアトレ目黒店で行った。同プロジェクトは昨年に続いて2回目で、杉野服飾大学ファッションプロダクトデザインコースの学生が銀座マギーのためにバッグを制作し、アトレ目黒店3階のマギー店舗前でファッションショーを開催。ファッションショーは学生たちがモデルを務め、銀座マギーの服を着用してウォーキングし、バッグを披露した。
地域に根差したショッピングセンターを目指すアトレ、同商業施設が開業した約50年前から店を構える銀座マギー、目黒にある杉野服飾大学の地元を盛り上げたいという思いが一致して実現した。母親が目黒のドレスメーカー学院出身という植松伸一・銀座マギー社長は、「長い間出店しているアトレ目黒店には特別な思いがある。学生たちのデザインは斬新で、われわれにはなかった素晴らしいアイデアがたくさんあった」と感想を述べた。また、三輪聡アトレ目黒店店長は、「アトレが目指している、街とつながりのある店作りが実現できた。集客につながり、お客さまに喜んでいただいた」と話した。学生が制作したバッグのうち2点が商品化され、アトレ目黒店のみで販売されている。価格は1万1000円と1万3000円。