日本ネイリスト協会(以下、JNA)は、東京ビッグサイトで開催中の「東京ネイルエキスポ2017」内で、2018年春夏のトレンドネイル発表とネイルクイーン2017の授賞式を行なった。今年のネイルクイーン受賞者は岡田結実(タレント部門)、朝比奈彩(モデル部門)、押尾コータロー(アーティスト部門)。協会特別賞は橋本マナミが選出された他、3年連続で受賞したダレノガレ明美(タレント部門)は殿堂入りを果たした。
日本ネイリスト協会(以下、JNA)は、東京ビッグサイトで開催中の「東京ネイルエキスポ2017」内で、2018年春夏のトレンドネイル発表と、ネイルクイーン2017授賞式を行なった。ネイルクイーン受賞者は岡田結実(タレント部門)、朝比奈彩(モデル部門)、押尾コータロー(アーティスト部門)。協会特別賞は橋本マナミが選出された他、3年連続で受賞したダレノガレ明美(タレント部門)はネイルクイーン殿堂入りを果たした。
ネイルの素晴らしさを世間に伝えた各界の著名人を対象に行われるネイルクイーンの発表は1996年からスタートし、今年で22回目。ダレノガレの殿堂入りは、浜崎あゆみ、ベッキー、倖田來未、深田恭子、ローラに続き6人目となった他、ギタリストとして爪のトラブルに悩んだことをきっかけにネイルケアやジェルネイルなどのアレンジを行うようになったという押尾は、メンズネイルの普及に貢献したことを理由に選出され、同賞初の男性受賞者となった。
殿堂入りしたダレノガレは「私は顔が派手なのでネイルはシンプルにすることが多いです」と語り、この日もシックなモノトーンカラーで、猫をモチーフにしたアレンジネイルを披露。「自分の手元があまり好きではなかったけれど、ネイルをすることで手元に自信がもてました。多くの女性にネイルを楽しんでもらいたいです」と呼びかけた。
また、イベントでは2018年春夏のトレンドカラーを“ミューズピンク”と名付け、フラミンゴ、シェルピンク、スピリチュアルピンクなどのテーマと共に、トップネイリストが手掛けたクリエイティブアートを披露した。
女性を魅力的に魅せると言われるピンクは利用者からの指名率が高いという。カラーに振り幅がある点も特徴で、ステージに登場したモデルたちのネイルも、淡いカラーから赤みの強いものまで幅広くそろえられた。ストーンやアートデザインのバリエーションも増やしやすいカラーであることから、ピンクがトレンドになることで、アクリルネイル復活の可能性もあるという。
JNAトレンドプロジェクト長を務める木下美穂里ネイリストは「17年の秋冬に我々が打ち出したカラーはピンクだったが、来春も続けてピンクということになる。JNAが決定するネイルトレンドは世界中からも注目されているが、東京オリンピックを前にネイルでも盛り上げていきたい」とコメント。カラーやアレンジだけではなく、ケアも含めたトータルビューティを伝えていきたいと語った。