「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は12月6~10日、米マイアミで開催される「デザイン・マイアミ2017(DESIGN MIAMI 2017)」で世界中のクリエイターとコラボレーションしたプロジェクト「オブジェ・ノマド(OBJET NOMAD)」の展示を行う。同プロジェクトでは、旅をインスピレーションに、さまざまなデザイナーのクリエイティビティーと職人技が融合したトラベル&ホームコレクションを提案。新作は、ブラジル人デザイナーのフェルナンド&ウンベルト・カンパーナ(Fernando& Humberto Campana)による“ボンボカ・ソファ”で、雲やシーアップル(ナマコ)から着想を得たモジュール式ソファだ。名前はブラジルの結婚式や子どもたちのパーティーで出されるスイーツにちなんでおり、「とてもおいしい(良い)」という意味が込められている。パズルのように取り外し可能なクッション8つがレザー製のシェルに収まっている。レザーは「ルイ・ヴィトン」のバッグに使用されているもので、クッションには5種類のブルー系カラーのベルベットや質感の異なるファブリックが用いられている。
新作の他、アトリエ・オイ(ATELIER OI)やパトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)、インディア・マダヴィ(India Mahdavi)、マルセル・ワンダース(Marcel Wanders)などの作品も展示される。