「グッチ(GUCCI)」にインスピレーションを与えてきた世界中の場所への旅や探索を案内するプロジェクト「グッチ プレイス(GUCCI PLACES)」に新たな場所が加わった。
追加された「グッチ プレイス」は、伊ローマのアンジェリカ図書館(BIBLIOTECA ANGELICA)、伊モンテスペルトリのカステッロ・ソンニーノ(CASTELLO SONNINO)、英国ロンドンのメゾン・アスリーヌ(MAISON ASSOULINE)、米国・ロサンゼルスのロサンゼルス・カウンティ・ミュージアム・オブ・アート(LACMA)、香港のビーボ(BIBO)、東京・中目黒のワルツ(WALTZ)の6カ所。ワルツは、カセットテープやレコード、VHS、ラジカセ、国内外の雑誌のバックナンバーや書籍を販売するショップだ。
「グッチ プレイス」は、ブランドの世界観や価値観と通じ合う場所を世界中から選び、世界の人々がそれぞれの場所にまつわるストーリーや知られざる逸話、特色を発見していくことを通じてコミュニティーの一員となり、インスピレーションに満ちた世界とつながることができるというプロジェクト。「グッチ」公式アプリをダウンロードすることにより、ユーザーは「グッチ プレイス」の世界に参加することができる。アプリはモバイル端末のGPS機能を利用し、「グッチ プレイス」に登録された場所に近づくと、そこを訪れるよう呼びかけるプッシュ通知が送信される。また到着後にアプリでチェックインすると、その場所の特製バッジを受け取ることができる。またユーザーは、「グッチ」が勧める場所を旅しながらバッジをコレクションしたり、SNSで共有したりすることができる。
アプリでは、テキストや写真、動画によって、それぞれの「グッチ プレイス」の詳しい情報をチェックすることも可能だ。アプリ内のインフォメーションから、その場所の管理者と直接メールや電話で連絡をとったり、ウェブサイトにジャンプしたりすることもできる。アプリには開催中のイベント専用のコーナーもあり、イベントのプログラムを見ることもできる。
さらに、「グッチ プレイス」プロジェクトの一環として、グッチ クーリエ(GUCCI COURRIER)コレクションからスペシャルな限定アイテムが登場する。それぞれの「グッチ プレイス」にインスピレーションを得たスペシャルなパッチがあしらわれた限定アイテムを、現地(販売可能な「グッチ プレイス」の場合)および最寄りのグッチ ショップで販売する。
今年7月、第1弾としてプロジェクトのオープニングを飾った英国ダービシャー州のチャッツワース・ハウス(CHATSWORTH HOUSE)は、2017年クルーズ・コレクションの広告ビジュアル撮影の舞台になり、「グッチ」がスポンサーとなって、英国貴族たちの壮麗なファッションを甦らせた「ハウス スタイル(HOUSE STYLE)」展を開催した。