「フランク リーダー(FRANK LEDER)」は2018年春夏コレクションで、ウィーンのシューズブランド「ルーディックライター(LUDWIG REITER)」と共にシューズを製作した。サイドゴアブーツ(12万8000円)とオックスフォードブーツ(7万8000円)をそろえる。
サイドゴアブーツはオークバーク(樫の木のタンニンで鞣した)レザーソールに馬の革のスエードを採用。オックスフォードブーツはエクストラライト社製のソールで、軽量かつクッション性に富む。アッパーは「フランク リーダー」の定番であるコットン100%の素材、通称“ジャーマンレザー”とレザーを組み合わせた。19世紀末に支給品であったポストマンシューズのデザインを踏襲している。両モデルともグッドイヤーウェルテッド製法で製作する。
サイドゴアブーツは、徳島のセレクトショップのスロウ&ステディ(SLOW&STEADY)、熊本のセレクトショップのSLで1月上旬に発売予定。オックスフォードブーツは東京のセレクトショップ、ネストローブコンフェクト(NEST ROBE CONFECT)の表参道店と銀座店で12月下旬に発売する。
「ルーディックライター」は、グッドイヤーウェルテッド製法を用いたシューズで知られ、かつて「ヘルムート・ラング(HELMUT LANG)」のコレクションにも採用された。今シーズンは、フランク・リーダー(Frank Leder)=デザイナーの父親の故郷である“ボヘミア”がテーマとなっている。