BACKSTAGE
悪天候の中、ショー会場をマンハッタンからブルックリンに移すという離れ業で臨んだ今シーズンの「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」。スポーツの要素をフォルム、パーツ、カラー、アクセサリーのあらゆるところに落とし込んだ得意のスタイルに加え、熱に反応して色が変わるレザーのワンピースやコートを披露。演出も含め、メディアを沸かせたコレクションとなった。
バックステージは昨シーズンから引き続き、ダイアン・ケンドルがメイクを、グイド・パラウがヘアを担当。ダイアンは、血色感を消したニュートラルな肌にブリーチした眉を合わせ、雑味のないクリアな仕上がりを「Pure Beauty(ピュア ビューティ)」と表現し、ワントーンにこだわった。ヘッドピースをかぶせたようなコンパクトなヘアは、地毛もしくはスプレーによる黒染めの2パターン。光と影を巧みに操った無機質な美しさが印象的なルックだ。
ネイルはマニキュアリストのミッシェル・サンダース。エッシーのヌードベージュ「サントロペ」とシアーピンク「マドモアゼル」を重ねた後にマットコートをのせ、肌に溶け込む絶妙な色合いを作り出した。
ヘア: グイド・パラウ(レッドケン)
メイク:ダイアン・ケンドル(NARS)
ネイル:ミッシェル・サンダース(エッシー)
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