パリで開催された2018年春夏オートクチュール・コレクションの会場周辺では、前回同様ディテールにこだわりが光るアイテムを身につけた来場者が多かった。チュールやレースなどのシースルー素材、スパンコールやビジュー、刺しゅうが施されたアイテムは引き続き人気だが、2月のパリで人気を博したのはファーやベルベット素材のようだ。
世界中から一堂に会した大富豪からオーダーを取り付けるオートクチュール・コレクション期間だが、スナップハンターが捉えたのはインフルエンサーやモデル、女優、ファッション・エディターの姿だ。ファッション・ブロガーのスージー・バブル(Susie Bubble)ことスージー・ロウ(Susie Lau)と、モスクワのセレクトショップ、KM20のオーナー、オルガ・カープット(Olga Karput)は「プラダ(PRADA)」の2018年プレ・スプリングコレクションのスニーカーをそれぞれパンツスタイルに合わせた。ファッション・ブロガーのエヴァンジェリ・スマイルニオタキ(Evangelie Smyrniotaki)は「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」の枕をイメージさせる新アイコンバッグ“グラム スラム(Glam Slam)”を早速取り入れていた。
また、「ディオール(DIOR)」2018年春夏オートクチュール・コレクションの会場付近では、モデルの秋元梢、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、アリゾナ・ミューズ(Arizona Muse)、女優のエミリー・ブラント(Emily Blunt)、ヘイリー・ベネット(Haley Bennett)、アナベル・ウォーリス(Annabelle Wallis)、歌手のウィロー・スミス(Willow Smith)、ブロガーで現在妊娠中のキアラ・フェラーニ(Chiara Ferragni)やクリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)「ディオール オム(DIOR HOMME)」アーティスティック・ディレクターの姿が見られ、それぞれ「ディオール」のアイテムを自分らしくコーディネートしていた。