2月5日号の「WWDジャパン」は、2018-19年秋冬パリ・メンズ・コレクション特集です。前シーズンよりも増えた参加ブランドの中から、若手ストリートや王道クラシック、トップモードまで、合計50ブランド以上の最新コレクションを掲載。自らの特技をやりきることで勝者となったブランド、今後流行しそうなシルエット、ますます進化を続けるスーツなど、メンズ・ファッションの最先端に多角的に迫ります。
キム・ジョーンズ(Kim Jones)「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」メンズ・アーティスティック・ディレクターの集大成となる感動のラストショーや、安易にトレンドに迎合せず、挑戦を続ける姿勢を純白のスタイルを連打することで表明した「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が初めてメンズを手掛けた「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」の驚きのクリエイションなど、弊紙記者が選んだベストコレクションも発表します。
またスイス・ジュネーブで開かれた高級時計の祭典S.I.H.H.もレポート。メカニズムが重視されていた数年前までに比べ、身に着けた時のエモーションをアピールしようするブランドが増えてきました。そこでエモーションのアピールにつながる4つのトレンドを軸に、取材陣のエモーションを揺さぶった9ブランドの最新作を紹介します。ミレニアルズやライフスタイルにこだわりたい人たちの心に刺さるプロモーション戦略のヒントも盛りだくさんです。
ニュース面では、ビギホールディングス買収という大型M&Aを手掛けた三井物産のキーマンを直撃し、売上高1000億円規模を目指すという今後の新戦略に迫ります。また18年度にグループで計182店の新規オープンをするストライプインターナショナルの出店攻勢の理由や、「シュプリーム(SUPREME)」や「サカイ(SACAI)」などとのコラボやダウンブームで売り上げが右肩上がりの「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」絶好調の秘密を、関係者への取材を通じて解明します。
さらに開幕が目前に迫った平昌オリンピック冬季競技大会で日本選手団が着用する公式服装を手掛けた、紳士服チェーンのAOKIに製作秘話を独占取材した他、純喫茶サイトウでは2月1日に「セリーヌ(CELINE)」のアーティスティック、クリエイティブ&イメージ・ディレクターに電撃就任したエディ・スリマン(Hedi Slimane)について語ります。ブランドの今後や長すぎる肩書きの意味などを、好き勝手に想像しました。