オンワード樫山のオリジナルダウン「ADS(アドバンスド.ダウン.システム)」が今秋、ブランドとしてスタートする。一部ラインのデザイナーとして中島篤「アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)」デザイナーを迎えた。2月26日(現地時間)にミラノで発表した2018-19年秋冬コレクションで発表した。
「ADS」は、オンワード独自の特殊テープを使った新しい構造(特許出願中)で、テープを使うことで空気が衣類を循環し、ふっくらとした着心地になる。また、空気量が高まり生地が薄くても高保湿。縫い目が少ないため柔らかく、羽毛を仕切るステッチがないため、自由にデザインできることもポイントだ。昨年秋のローンチ以降、「ICB(アイシービー)」や「五大陸」「23区」「ジョセフ アブード(JOSEPH ABBOUD)」「ベイジ,(BEIGE,)」で採用している。
「アツシ ナカシマ」のショーでは、N-2Bをベースにしたダウンコート(11万8000円)やマウンテンパーカをベースにクラシックディテールを加えたダウンコート(7万8000円)、1940年代デッキジャケットをモチーフにしたダウン・ボンバージャケット(6万9000円)、ダウンジャケット(4万8000円)をそれぞれ発表。その後、ブランドの自社ECサイトで受注受付をスタートしている。全てユニセックス。