眼鏡レンズメーカー、ニコン・エシロールは3月7日、東京・丸の内の丸ビル1階にあるマルキューブで、累進レンズの啓もうを目的としたイベント「オトナのためのメガネレンズ ニコンの累進レンズでピントの合った毎日」を開催した。累進レンズは、近くの細かい文字が読みづらい人や、距離が違うものにピントを合わせるのに時間がかかる人向けに開発された、遠くと手元を見る部分に境目がない眼鏡用レンズのこと。
イベントでは、歌手で女優の相田翔子と医学博士の梶田雅義・梶田眼科院長がトークショーを行い、自分に合わない眼鏡をかけていると、目の健康だけでなく肩凝りや頭痛などを起こしやすくなること、目のピントのメカニズム、自分の目に合う眼鏡レンズ選びのポイントなどを語った。相田は「最近、パソコンやスマホの小さい文字が見えにくく、目が疲れやすくなった。累進レンズの眼鏡をかけると、瞬時にピントが合い、世界がパッと開けたように見え、とてもリラックスした気持ちになれる。一人一人に合った累進レンズ選びが重要なことと、目の健康の大切さを実感した」と話した。
ニコン・エシロールが、このようなプロモーションイベントを行うのは初めて。堀江正浩・同社副社長兼COOは、「累進レンズに対する誤った認識を正すことが狙い。ピントの合った累進レンズをつけた眼鏡を使用するだけで生活が変わる。今回のイベントの成果をふまえ、今後もこのようなプロモーション活動を地道に続けたい」と話した。
同社は、“眼鏡レンズは、ライフスタイルで選ぶ時代へ”をキャッチフレーズにした老眼対策レンズブランド「ロハス(LOHAS)」を4月2日に発売する。