ファッション

東京18-19年秋冬コレクションはカラフルアイに注目!

 2018-19年秋冬東京コレクションでは、資生堂ビューティークリエイションセンター所属のアーティストが多くのブランドのバックステージをサポートした。彼らは新製品の「プレイリスト マルチペインター(PLAYLIST MULTIPAINTER)」を使用し、東京ならではの多彩なメイクを披露。今回はヘアメイクで“芯の強い女性像”を表現した「ティート トウキョウ(TIIT TOKYO)」と「ザ・ダラス(THE DALLAS)」の2ブランドをピックアップし、各アーティストのコメントとともに、それぞれのポイントを紹介する。

 「ティート トウキョウ」の今季のコレクションテーマは“SOMEWHERE”。どこかにある理想郷を目指して旅をする様子をイメージした。都会的であり、なつかしさもあり、強さもある女性像を、豊田健治・資生堂アソシエイトトップヘアメイクアップアーティストは強さと柔らかさを感じさせるヘアメイクで表現した。メイクは目元をカラフルに、ヘアはフリンジで動きを出した。

 「カラフルなアイメイクは『プレイリスト マルチペインター』のネイビー&ピンクのピンクベースと、カーキ&ライトブルーのライトブルーベースの2パターンを用意して、モデルや衣装に合わせて提案した。チークとリップも同じく『マルチペインター』のコーラルを使用した。ヘアはトップとバックでお団子を2つほど作り、下している前髪はフリンジにして、旅をしながらゆれ動くムードを表現した」(豊田へアメイクアップアーティスト)。

 初のランウエイショーを行った「ザ・ダラス」は、自分自身を見つめ直したいという気持ちから“ミラー”をテーマに設定。進藤郁子・資生堂ヘアメイクアップアーティストが、1930年代風のクラシカルなまとめ髪に女性らしい赤リップで芯の強い女性を表現した。人気アイテムのイヤリングは、全てのモデルが身に着けた。

 進藤ヘアメイクアップアーティストは「ヘアはターコイズ、レッド、ブラック、ホワイト、キャメルといったカラフルな革ひもを衣装に合わせて編み込みつつ、前髪にはウエーブをつけて30年代風に仕上げた。質感はあえてドライに。肌はセミマットで、目元には『マルチペインター』のクリアを使用し、少し艶感をプラス。赤リップとレッドのチークで女性らしさを演出した」と話す。

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