ファッション

インテリアとデザインの祭典「ミラノサローネ2018」が開幕

 世界最大級デザインの祭典である「ミラノサローネ国際家具見本市2018(SALONE DEL MOBILE.MILANO 2018以下、ミラノサローネ2018)」が4月17日、ミラノ郊外の見本市会場で開幕した。同展は今年57回目で、出展社数は1841社。今年は隔年で開催されるキッチン関連の見本市の「エウロクチーナ(EURO CUCINA)」や「サローネ国際バスルーム見本市(SALONE INTERNATIONAL BATHROOM EXHIBITION)」なども行われる。会期は22日までで、同時期にミラノ市内でも多くのデザイン関連のイベントやインスタレーションが行われる。

 「ミラノサローネ2018」では新たに“マニフェスト”を掲げ、ミラノ市と連携して市内でも「リビングネイチャー(LIVING NATURE)」というサステイナビリティーをテーマにした展示などを開催する。クラウディオ・ルーティ(Claudio Luti)ミラノサローネ社長は、「『ミラノサローネ』は単なる見本市ではなく、グローバルな体験を世界中から集まる企業やクリエイターらに与える場だ。多くの出合いを通してクリエイティビティーと生産が結び付き、プロジェクトが生まれている」とコメント。

 市内では、「エルメス(HERMES)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」など、多くのファッション・ブランドが個別にイベントやインスタレーションを開催し、年々盛り上がりを見せている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。