今年1月にオンラインストアをオープンしたことでも話題となったラッパーKOHHが手掛けるプロジェクト「ドッグス(Dogs)」が、4月25日に完全予約制の実店舗をオープンする。住所は地元・北区王子を愛するKOHHらしい東京都北区王子の本町1-24-6。営業時間は15時から21時で、すでに「Dogs」の公式サイトから予約を受け付けている。
オープンに合わせ、パリコレのランウエイを歩いた落合宏理の「ファセッタズム(FACETASM)」、ビジュアルにも起用された古田泰子の「トーガ ビリリース(TOGA VIRILIS)」、これまで幾度となくスタイリングを手掛けてきた高橋ラムダの「R.M ギャング(R.M GANG)」といった、KOHHと交流のある3ブランドとのコラボアイテムをオープン同日から販売する。
「ファセッタズム」とのコラボTシャツは、ベースとなった「ファセッタズム」のビッグTシャツの背面から後ろ袖にかけて配されたリブを「ドッグス」のアイコン“ドッグスレインボー”にアップデート。価格は1万4000円。「トーガ ビリリース」とのブラックのロングTシャツは、KOHHが後頭部に入れている“Dogs”のタトゥーをもとにしたロゴと「トーガ ビリリース」のロゴをラバープリントであしらった。価格は9000円。「R.M ギャング」とはリブがランダムでテレコとなった6型のブラックカットソーをラインアップ。価格は1万2000~1万8000円。
KOHHは1990年東京・北区王子生まれのヒップホップMC。薬物中毒者の母親と過ごした幼少期の実体験や、ファッションブランド、地元である王子についてをよく歌詞にすることで知られる。ラップを始めたのは2008年頃で、12年に発表したミックステープ「YELLOW T△PE」で注目を浴びると、14年にデビューアルバム「MONOCHROME」をリリース。16年にはフランク・オーシャン(Frank Ocean)の「Nikes Boys Don't Cry ver.」、宇多田ヒカルの「忘却」にそれぞれ客演として参加したことで話題となった。ファッションブランドとの協業が多いことでも知られ、最近では「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のパーティーや「ナイキ(NIKE)」のイベント「TYO: ON AIR」でライブを披露した。