RIZAPグループ(国際会計基準)は2019年3月期に、売上高に相当する売上収益と営業利益で、それぞれ1000億円、100億円の上乗せを計画する。今期は売上収益で2500億円、営業利益で230億円、税引前利益で210億円、純利益で159億円を計画する。計画を達成できれば、14年3月期に売上高が239億円だったRIZAPグループは、わずか5年で売上高が10倍以上に成長することになる。
18年3月期の業績は、売上収益が前期比42.9%増の1362億円、営業利益が同33.1%増の135億円だったが、今期は主力のボディメイク事業「RIZAP」で売上高を約1.5倍の493億円に引き上げる他、補整下着のマルコやEC専業アパレルの夢展望、堀田丸正などの上場グループ企業の収益改善により営業利益ベースで25億円の増加を見込む。瀬戸健RIZAPグループ社長は「18年3月期に91億円以上を投じてきた先行投資を刈り取る。今後はグループ間の事業をクロスさせる」と語った。
RIZAPグループは21年3月期を最終年度にする5カ年の中期経営計画「COMMIT2020」を推進しており、売上高3000億円、営業利益350億円を計画している。