フェイク トーキョー(FAKE TOKYO)は5月18日、同社のショップを集積する東京・渋谷のビル「フェイク トーキョー」をリニューアルする。セレクトショップ、キャンディー(CANDY)に加え、「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」のアーカイブピースを集めたRS アーカイブス(RS ARCHIVES)などを新たにオープン。また、同社が青山で展開していたショールーム「エムエイティティ(MATT.)」を同ビルに移転し、新たなファッションスポットとして発信する。
リニューアルでは、これまで1階と地下1階で展開していたキャンディーを1階にオープンする。従来通り、日本のブランドだけでなく、韓国発「ナインティナインパーセントイズ(99%IS-)」やロシア発「ゴーシャ ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)」、アメリカ発「サーロイン(SIRLOIN)」、オーストリア発「ウェンディ ジム(WENDY JIM)」など、世界各国の若手デザイナーを中心にセレクトする。
ウィメンズのセレクトショップ、シスター(SISTER)が退店した2階には、新たにコンセプトストア、キャンディースラッシュ(CANDY/)をオープンする。同店はキャンディー以上の新しいアプローチを狙い、ポップアップイベントなどを強化。初回は、ロンドンを拠点に活動するブックレーベル「アイディア(IDEA)」のほぼ全ての書籍やアイテムをそろえる他、東京発のファッションブランド「パーバーズ(PERVERZE)」を取り扱う。
地下1階にオープンする「ラフ・シモンズ」のアーカイブピースのみを扱うRS アーカイブスは、定期的に異なるコンセプトを掲げ、「ラフ・シモンズ」の生み出してきたクリエイションをあらゆる角度から紹介する。18日のオープン時には、90年代にリリースされたアイテムだけをキュレーションし販売する。
3階には、「エムエイティティ」が移転し、引き続き、PR業務や展示会など開催する。
なお、同日オンラインストア「フェイク トーキョー.com(FAKETOKYO.com)」もリニューアルする予定だ。