ジーンズメイトの2018年3月期(変則13.3カ月)は、既存店売上高が6%増と15期ぶりに前年を上回った。同社は17年2月にRIZAPグループ入りし、MD改革やECの強化・オムニチャネル化に取り組んでいた。期末店舗数は81で、13店舗減らした。売上高は97億円、営業損益は6億900万円の赤字だったが、赤字幅は改善されている。
現在、ショッピングセンター(SC)と路面店の店舗数比率は48:52だが、スクラップ&ビルドを加速させ60:40に逆転させる計画だ。そのうえでSCの店舗ではウィメンズおよび雑貨を強く打ち出す。冨澤茂・社長は「3月20日にオープンした新静岡セノバ店は累計予算比27%増と好調だ」と述べた。
同社の営業損益は3期連続、純損益は10期連続の赤字だが、19年3月期に営業利益7000万円の黒字化を目指す。