「THREE」を擁するアクロは9月上旬に、ラグジュアリーなメイクアップブランドを立ち上げる。クリエイティブ ディレクターに国内外で活躍するRUMIKOビューティクリエイター・メイクアップアーティストを起用し、プロの技術を簡単に再現できるベースメイクやポイントメイクアイテムをそろえていく。百貨店を主力販路とし、19年以降にはアジアや欧米諸国にも展開する。
同社は、主力販路とする百貨店で日本発のハイプレステージメイクアップブランドの存在感が希薄であることに着目。さらに、「日本に多い“かわいい”がベースのもの作り。新ブランドは大人のための“かっこいい”を提唱していく」(石橋寧アクロ会長)と、日本にもっとかっこいい大人を生み出していくためのブランドとして位置付ける。ブランド名に関しては6月下旬に発表する予定だ。
新ブランドは、世界中の女性の肌を知り尽くしたRUMIKOビューティクリエイター・メイクアップアーティストが商品開発だけでなくデザインも監修。「”素晴らしい今までにないクオリティーの高い商品を作り上げよう”を合言葉にもの作りがスタート。自信をもって薦められる商品が完成した」(石橋寧アクロ会長)。価格は5000~3万円を想定する。
同社は2月に創業10周年を迎えたことを機に、今秋に総合メンズブランド、スキンケアブランドなど3ブランドの導入を発表しており、今回の新ブランドはその一環となる。