元プロサッカー選手のデヴィッド・ベッカム(David Beckham)は、5月19日に催されたサセックス公爵ヘンリー王子(Prince Harry、ハリー王子)とメーガン・マークル(Meghan Markle)=サセックス公爵夫人の結婚式で自身と妻のヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)が着用したスーツとドレスを、チャリティーオークションに出品したことをインスタグラムで明らかにした。
デヴィッドがロイヤル・ウエディングで着用したチャコールグレーのモーニングスーツは、キム・ジョーンズ(Kim Jones)「ディオール オム(DIOR HOMME)」新クリエイティブ・ディレクターが同職に就任して初めて手掛けたもので、ジャケットの内側にはデヴィッドのイニシャル“DB”の刺しゅうが施されている。また、このスーツに合わせたライトグレーのダブルのベストと、エジプト綿ポプリンのシャツ、シルクサテンのネクタイ、黒のレザーシューズも出品されている。一方ヴィクトリアは、自身のブランド「ヴィクトリア ベッカム」の2019年プレ・スプリング・コレクションから、スリーブにカッティングとネック部分にベルトが施されたネイビーのミディドレスを出品している。
チャリティーオークションは、10〜5000ドル(約1090〜54万5000円)の小口で寄付金を受け付けており、寄付金が多いほど当選する確率が高くなる仕組みだ。収益金は、チャリティー団体オメイズ(Omaze)との提携で、2017年5月にアリアナ・グランデ(Ariana Grande)のコンサート会場で起きた爆破テロ事件を受けて創設された基金、ウィー ラブ マンチェスター エマージェンシー ファンド(We Love Manchester Emergency Fund)に寄付される。
なお、キムのファースト・コレクションとなる「ディオール オム」19年春夏コレクションは、パリ・メンズ・ファッション・ウイーク期間中の6月23日に披露される。