ファッションデザイナーのシンシア・ローリー(Cynthia Rowley)とインテリアデザイナーのビル・キーナン(Bill Keenan)の19歳の娘、キット・キーナン(Kit Keenan)が自身の名を冠したブランド「キット(KIT)」を6月30日に立ち上げる。
ブランドのコンセプトについてキットは「トレンドや今人々が何を着ているかを考えると、私たちの世代が求めているのは再発見だと思う。特に若い世代に関してはトレンドによってスタイルも次々と変わる。だからブランドに自由をもたせたかった。ある日はドレスだけど次の日にはパンツとバケットハットというように、いつもスタイルが変わる女の子のためのブランドでありたい。だから発表のたびに全く違うスタイルを打ち出すブランドにする。それに、服を再発見していくことによって自分自身に挑戦してみたい気持ちもあった」と語った。
ファーストコレクションは、まず自身のインスタグラムアカウントを通じて30日に発売する。「以前インスタグラムのオフィスを訪問した時、彼らは数年以内に世界で最も大きなマーケットプレイスになると豪語していた。だから私もできるだけ早くその波に乗りたいと思った」とキットは理由を話す。
ファーストコレクションは、赤と白を基調にしたフリルが中心のウルトラフェミニンなスタイルを打ち出し、全6型で各150枚を用意。続いてTシャツ3種とスエット2種を販売する。しかし続く第2弾ではストリートウエア中心のコレクションにするという。