レンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)「ディーゼル(DIESEL)」創始者兼OTB会長が、OTB傘下の「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」2018-19年秋冬オートクチュール・コレクションのショー会場に、“Haute Couture(オートクチュール)”の“u”を消した“Hate Couture(ヘイトクチュール)”と書かれたTシャツで現れた。
このスローガンは「ディーゼル」の18-19年秋冬キャンペーンの“ティザー”と説明するロッソ創始者。「この“Hate Couture”は、世界中のヘイター(誹謗中傷ばかりする人)に立ち向かうメッセージだ。毎日のように発せられる悪口やネガティブなメッセージに立ち向かう勇気をみんなに与えたい。『ディーゼル』は挑戦的で、クレイジーで、アイロニーがあるブランド。今はSNSでヘイトが蔓延しているが、このオートクチュールを利用してヘイトを是正したい」と語る。
「ディーゼル」は「ロッソ創始者があえてミススペルしたTシャツでインスタグラムに投稿したところ、数時間で多くのコメントがついた。オンライン上では葛藤やヘイトは避けられないものということを表している」とコメントしている。
「ディーゼル」のキャンペーンは9月1日に公開される予定だ。