伊藤忠商事は、カナダのアウターウエアブランド「ムースナックルズ(MOOSE KNUCKLES)」の日本市場における独占輸入販売権を取得した。インポーターのグルッポタナカが2018年秋冬シーズンから販売する。
「ムースナックルズ」の原点は、カナダのツウィク(Twik)ファミリーが1921年にスタートした防寒ウエア。2007年に、「最もスリムで、丈夫で、ラグジュアリーなスポーツウエアを世界に届けたい」という思いから、同ブランドを立ち上げた。当初発売したファー付きのダウンパーカとボマージャケットは高い人気を博し、現在でもコアラインとして世界中のファンから愛され続けている。現在は、欧米の大手百貨店や専門店などを中心に、世界約30カ国で販売されるまでに成長した。
日本市場においては20~40代の男女をターゲットとし、商品価格はダウンアウター(クラシックコアライン)が12万~14万円、トップスが1万4000~3万8000円など。ポップアップイベントの開催やSNSなどでの発信を通してブランドの認知度を拡大し、3年後の売上高20億円(上代ベース)を目指す。
今秋のポップアップイベントは、伊勢丹新宿本店メンズ館6階(10月24日~30日)、阪急うめだ本店3階コトコトステージ(10月24日~30日)、ギンザ シックス3階イベントスペース(10月24日~11月20日)、阪急メンズ大阪1階イベントスペース(10月31日~11月6日)、阪急メンズ東京4階ガラージュD.EDITプロモーションスペース(11月14日~20日)で開催予定。