スターバックス(STARBUCKS)は、同社が手掛ける専門ロースタリー、スターバックス リザーブ ロースタリー(Starbucks Reserve Roastery)を9月6日にミラノにオープンし、独自のコーヒー文化で最難関とされている市場、イタリアについに進出を果たす。2400平方メートルの広さの店舗はもともと市の中央郵便局だった場所で、イタリア証券取引所やドゥオーモの近くに位置する。
スターバックス リザーブ ロースタリーはスターバックスのハイエンドショップ、スターバックス リザーブの専門ロースタリーとして2014年に米シアトルに最初の店舗をオープンした。17年には中国・上海に出店し、18年12月には隈研吾の設計で東京・中目黒に、19年には米シカゴにオープンする予定だ。今回のミラノの店舗では、シアトルの店舗でも協業したミラノのベーカリーグループ、プリンチ(PRINCI)と協業する。
スターバックスによれば、同店のオープンはイタリアの首都にコーヒーチェーン文化を根付かせる重大な戦略のための第一歩としている。