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草間彌生の半生を顧みる展覧会 植物モチーフと幼少期から現在までの自画像の関係性を問う

 草間彌生美術館は10月4日~2019年2月28日に、展覧会「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」を開催する。同展のテーマは、草間彌生自身の代名詞ともいえる“植物モチーフと幼少期から現在までの自画像の関係性の問い”だ。

 草間は種苗業を営む長野県の旧家に生まれ、幼少期から植物に囲まれて育ったことから、植物は作品の重要なモチーフ。草間にとって植物は愛すべき対象であると同時に幻覚による恐怖を与える存在でもあり、自身のアイデンティティーを投影してきた鏡像といえる。同展ではその歴史を振り返るように、10代の頃のスケッチや日本画の技法で描かれた初期の大作から始まり、1960年代のパフォーマンスアートや70年代のコラージュ、近年のインスタレーション作品、さらには最新の絵画までを展示する。さまざまな作品に自身のイメージを登場させ、植物的な変化を繰り返しながら自己のオブセッションを乗り越えてきたその道程を多くの作品によってたどる。

■「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」
日程:10月4日~2019年2月28日 ※日時指定の予約・定員制(各回90分)
時間:11:00~17:30
入場時間:1日4回の入れ替え制(11:00〜12:30/12:00〜13:30/13:00〜14:30/14:00〜15:30/15:00〜16:30/16:00〜17:30)
定休日:月・火・水曜(祝日は開館)
場所:草間彌生美術館
住所:東京都新宿区弁天町107
入場料:一般 1000円 / 小中高生 600円 ※日時指定・完全定員入れ替え制
※未就学児は無料。毎月1日10:00に同館ウェブサイトで翌々月分のチケット発売開始。当日券の販売はなし 

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